晋太郎作品に寄せられたイラストたち その34

こんばんは!夏休み明け早々、忙殺されたかと思いきや救急車で運ばれて入院し、点滴絶食ダイエットに成功したため今後はちょっと食事に気をつけてさらに痩せんべ!と誓いを立てたばかりの晋太郎です。仕事が忙しいです。寝冷えで風邪をひきました。あい変わらず季節に敏感でやばい。
しばし、しばしば(芝犬を想起させる表現)通院したり入院したりせねばならないのですが、まーあとりあえず生きてとりあえずがんばります!追われている!

ということで、拙作に寄せていただいたイラストのご紹介エントリです!

犬小屋は(いろんな意味で)イラストにするのが難しいかもなあ、とおぼろに思っていたのですが、まさかの犬シフターで頂戴しました!しかもたかさきさん(たかさきけいいちさん)が描いてくださるなんて!と軽くパニックに陥った1枚です。
というのも、僕はかねてより純粋にたかさきさんのファンで、その唯一無二とも言える空気感や語り口にやられまくってきたのです。これはtwitterでも繰り返し書いていることではありますが、特に作品の入り方と終わり方(に用いられるモノローグ)が本当にやばいんですよね。うわあ、と声が出てしまったことも何度かあって、そのたびにジタバタしてきました。「魔法的な飛躍」と秀杜くん(俺のキャラです)なら言うかもしれませんが、そういうものが優れた作品にはジャンルを問わずあると思うんですけど、たかさきさんの作品にはそれがあって、しかも「ここにあるのは計算ではなく、ただただ感性なのでは?この感性こそがたかさきさんの作品を唯一無二のものに仕立て上げているのでは……?」と憧れを抱いていたので、そして僕の作品(語り過ぎ・大仰・ナルシシスティック)とたかさきさんの世界が交わることはまずなさそうだなと思っていたので、もう本当にびっくりしたわけです。嬉しかった……。

と、ラブレターめいた文章を書き連ねてもアレなのでほどほどにしておきますが、たかさきさんの絵柄で自分のキャラが見られたのはやはりどうしようもなく嬉しかったです。長嶺はいけ好かない奴だなーと思ってたんですが、このイラストを見て「あー、でもこれはかっこいいよズルいよ」となりました。武蔵くんも武蔵くんらしくてときめきました……。

入院しているときにいただいたもので、これはちょっと泣きそうになりました。(入院初日のことは朦朧としていてよく覚えてないんですが)決して大ごとではなかったですし、「へっちゃらですよ!」という顔をしてはいたものの、飯は食えないわ、プライベートがないわ、人として見做されていないような、社会から隔絶されたような、人権を剥奪されたような……大袈裟ですが少々そんな気分にもなっていたので、「うわあーありがとうございます!」と救われたというか。手ぶらでやってきた様子の和毅が愛しくて、性的なものを一切抜きにして5分間ぐらいハグさせてくんねえかな、とマジで思いました。これはより「たかさきさんの絵だ!」という感じが強くて猛烈にしあわせ感じましたねえ……。

やー、しかし入院ってやばいですね。健康に生きて健康にくたばりてえなとしみじみ感じましたよ。そんな状態でアンドリュー・ショーン・グリアの『レス』の続きを読んだんですけど、俺は絶対にこういう結末にはできない!この筋でこの尺を使ってこの結末!すごい!ファンタジー!俺にはできないけどこういうの読みたかった!みたいに悶えました。人生には色々あります。

今回、いちばん絵にしにくいのは武蔵くんだろうなあ、と思っていたのに、その武蔵くんのイラストをいただける不思議……!でも、武蔵くんを描いてみたいという声も多かったので、「描けるなら描いてみたい」みたいなポジションのキャラクターになれたのかもしれません。俺の推しです。折りますけどね。

イン・ザ・ドッグハウス

イン・ザ・ドッグハウス

 
双星と遊星のダンス (星雲と半風子)

双星と遊星のダンス (星雲と半風子)

 
レス

レス

 

たかさきさんは藤丸心太くんの小説(心太くんの小説もほかにない個性をもった作品が多い!)のイラストを複数描かれてますが、個人的に特に好きなコレのリンクを貼っておきます!

こちらは黒森さんの誕生日シリーズ(と呼ばせていただきます)!裕也と保は綺麗な感じでいいですね。特に保のイラストの透明感には「うわー、爽やか!」となりましたし、BL作品だったら裕也とか保とかがメインキャラクターになるのかもなーと。まあ、琢磨や宗匡もBL向きだと個人的には思うのですが。
ナインはストーリーの都合上、作中で誕生日を迎えるキャラがいてはいけない感じで、結果、夏生まれがほとんどいないという設定になってしまったのですが、孝介は夏生まれにしたかったんですよね。エピローグの前にきっと盛大かつアホなパーティーがあったんだろうなと想像してます。
しかし振り返ってみると、メインの主人公だと思われるであろうキャラクターをああいう性格にしたのって結構冒険だったんじゃ、という気もしますね。語り手にはまずなれないキャラですし。でも、そんな孝介というキャラクターをあのポジションに置いたことで、ナインは上手いこと纏まったのかな、とも感じます。
……ということを改めて考えるような、そういう孝介の、眩しいイラストでした。
いつも本当にありがとうございます!

ナイン・ストーリース? -球児九人夏物語- side A ナイン・ストーリーズ

ナイン・ストーリース? -球児九人夏物語- side A ナイン・ストーリーズ

 
ナイン・ストーリース? -球児九人夏物語- side B ナイン・ストーリーズ

ナイン・ストーリース? -球児九人夏物語- side B ナイン・ストーリーズ

 

こちらはポロさんによる『マイ・ファニー・バレンタイン』のユウ&ダグさん&ダグさん!ポロさんが描くユウは「颯爽として魅力的」ですねえー。そして犬のダグさんの顔がクソかわいい。なんでそんな表情してるんや……。

事後に宣伝を掲載しても、という感じではあるんですが、近頃ではご自身の作品を旺盛に作られているポロさんです。やっぱりポロさんのかわいいニーチャンはどうしてもかわいいなー、と改めて。気になる方はぜひtwitterでフォローをしてみてください。そういう方は既にフォロー済みだろうとも思いつつ!

マイ・ファニー・バレンタイン

マイ・ファニー・バレンタイン

 

イラストを描いてくださったみなさま、本当にありがとうございました!
しばしバタつきそうな、てんやわんやな日々が続きそうではありますが、健康に気を配りつつ、今後も活動を継続したいなーと思っております。それでは!