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『アフター・ナイン・ストーリーズ』各話へのひとことコメント

著作紹介

さて、先のエントリの続きです。ここからは本当に興味のある人向けに。

『アフター・ナイン・ストーリーズ各話について、ちょろりとコメントを書くことにしました。や、どんな感じよ?というのが少しでも伝わった方が良いのかなーと。ということで、興味のある方だけ目を通してみてください!

ちなみに書籍のあとがきでもひとつひとつコメントをつけているので、被らないようにやってみようと思います。

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★全力スプラッシュ(成重篤史×山田直人)

ド頭から割と地味で、かつ長いです。スイマセン……。

本編『空色パステル(鈴木涼平)』とほぼ同じ時期のサイドストーリーです。本編では描けなかった篤史の内面をはじめ、新エースの山田との絡みなどなどを書きました。

本編は三年生たちの夏の終わりを描きましたが、こちらは始まりを描いてる感じですねー。篤史と山田が可愛らしく描けてたらいいなーと思います。特に篤史はファンがいるのでドキドキです。

 

☆恋の予感と球児たち①

真面目なお話のあとなので、緩めのSSです。今回、SSといっても普通にボリュームのあるものが多いんですが(って、フツーそれをSSとは言わないですよね!)、これは本当にSSサイズ。

①と②のふたつがありますが、球児どもにちょっとした恋の予感が訪れます。そのまんまですね。それぞれ、らしさが出てたらいいなあ。

 

☆砂糖菓子と球児たち

今回はお遊びなのでコミカルなものをいっぱい書きたかったんですが、ここからそういうネタがちょいちょい折り込まれてます。罪のないわちゃわちゃを楽しんで欲しいですねー。キャラクターの設定を活かしたお話になってます。

 

☆無色透明の球児たち

球児が九人もいるので、本編ではあまり絡めていないキャラクターの組み合わせが結構あったんです。ということで、この続編では割と意外な組み合わせかも?というコンビネーションでお話を作りました。これもそういう感じの一本です。

比較的マジメなトーンのお話ですが、個人的にはなかなかお気に入りです。

 

☆ハダカの球児たち

球児どもを脱がせました。

 

☆眠れる森の球児たち

続編SSはちゃんとストーリーがあるものと、そうでもないものがハッキリ分かれてる感じなんですが、これはいっちばんドラマのないSSになってます。収録するかかなり迷ったものの、下読みをお願いした人たちからの反応が意外と良かったので。

ある意味、いちばん写実的なお話かなーともちょっと思います。こういう時間の過ごし方、プライスレス。戻りてえ……。作者は部屋の壁にでもなったかのような目線です。

 

★雨音アンブレラ(宮内隆俊)

何故かとても人気のあった、保の友人・宮内くんが主人公の短編です。

本編『微熱サンセット』のサイドストーリーというか、宮内の内面を細やかに描いた一本になっております。まさかのキャラクターとの交流も?

宮内ファンの人がどう受け止めるか、ちょっと怖いですけども。

 

☆恋の予感と球児たち②

①に同じくという感じです。最もSSらしいサイズの一本

 

☆球児にまつわるガールズトーク

これは唯一の女子目線での一本になりました。キャピキャピしてます。もちろん球児の方も登場はするんですが、女子マネージャーのあかりちゃんが主人公になっております。球場で実際のマネさんたちの会話を耳にして、JKかわええなあ……と思ったことで生まれました。

しかし何気に、僕が女子目線で書いた話を世に出すのは初ですねー。どんだけ偏ってるんでしょーか。

 

☆秋と祭と球児たち

書いていて一番楽しかった、お気に入りのSSです。たぶん、書いてて楽しかったんだろうなーという感じがヒシヒシと伝わるんじゃないかなーと。登場するキャラクターの数も最多で、かなり賑やかなお話になりました。また、僕の趣味も色々と丸出しになっております

今回は大きな流れのようなものはありませんが、後半はラストのマサゲン短編に向けてジワジワとしたサムシングがあるかとは思います

 

☆雑誌の取材と球児たち

唯一、全員が登場する(?)一本です。一番お遊び感覚でサラッと書いた感じですねー。こういうのがやれるのもお遊び続編ならでは、という気がしています。ほんと、ファンジンを作ってるような気分でした。

 

☆受験に勤しむ球児たち

最後の最後に付け加えたSSで、エンディングに向けてのちょっとした燃料的な一本です。おいおい、おいおい、とツッコんでいただければ幸いです。

 

★粉雪ハレーション(吉田宗匡×小宮山源太)

コレを世に出したいがためだけのお遊び続編でした。マサゲンのハナシがもっと読みたい!という声を承け、一番最初に書いたお話。『ナイン・ストーリーズ』の全キャラの中で最も人気を博した宗匡、そして相棒の源太のその後を描いています。

なお、これだけ舞台が冬です。実は冬が舞台の小説を書くのは初めてでして、ヒジョーに新鮮でした。今月中に読んでいただけると、より雰囲気が味わえるかもです。

ある意味、コレ以外は全部オマケのようなものなので、最後にじんわりと読んでいただけたらとても嬉しいです。コレだけで本にするのもなあ……、ということで他のお話は書きましたから。もちろん、一番気に入っているエピソードです。

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という感じです。やー、紙の本の長さ271ページってオマケのボリュームじゃないですよねー。ナインへの愛がいいかたちで伝わるといいなあ。

なお、今回の表紙は前作の時点でいただいていたキャラクターのラフイメージ(決定稿)の一部をコラージュするかたちで作らせていただきました。お遊び続編という性質上、ラフを見せるというのはハマるかも?というアイデアだったのですが、使用を快くご了承くださった村田ポコさん、本当にありがとうございました!

やー、5月以降ガーッとリリースしましたが、これで打ち止めです。『天使〜』や『さよなら〜』などのストックも出し尽くしましたし、過去作ももうそんなにないですし。次はどのアイデアをかたちにしようかなーと、のんびり考えたいと思います。

ともあれ、まずはこのアフターナインをぜひぜひ、よろしくお願いいたします!お手透きの際にゆるゆると読んでいただけたら本当に嬉しいです。