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新刊『天使たちのシーン』のお知らせ

著作紹介

既刊本へのご感想やAmazonへのレビューをくださった方、本当にありがとうございました!特に『サンキュー・マイフレンド』は感想をたくさんいただきまして、大変嬉しかったです。
レビューも、こんなに嬉しいモンかあ…というぐらい嬉しく感じました。ありがてえ…。

……ということで、本題です。
ただいま高校球児モノの連作短編『ナイン・ストーリーズ』の発行準備中なのですが、その前にひとつだけ、電書オンリーの新刊『天使たちのシーン』のお知らせをさせてください。
まくらことばですが、iPhoneiPadAndroid等の端末にKindleアプリを入れることで、読むことが可能です。

天使たちのシーン

天使たちのシーン

十代の頃に別れた昔の彼女から、突然送られてきた一通の年賀状。
「……どう見たって、これは俺だよな」
そこに印刷されていたのは、幼い頃の自分にそっくりの小さな男の子で──。

どこか世を拗ねた、大人になりきれない二十三歳の大学生四年生と、人なつこく陽気な後輩。すっかり様変わりしてしまったかつてのガールフレンド、そしてその幼い息子……。
奇妙な人間関係が織りなす、可笑しくもセンチメンタルな青春ドラマ!

という感じです。およそ80000字の中編で、一風変わったゲイの青春モノ。
僕が据える主人公はキラキラティーンかちょっと情けない成人か、という二択っぽいですが、この話の主人公は後者ですねー。しかも珍しく巨漢。そしてダメダメな奴です。

いつもの作風ではおそらく「甘酸っぱい」感が強いと思うんですが、これはそれよりもうちょっとビターで「ほろ苦い」感じになっているかなーと。
唯一、目を通して貰っているサマキャン部長には『仮面の告白』(三島由紀夫のアレです)を読んでる感じ、と言われたので、あー確かにこれはある種のヰタ・セクスアリスっつーことかもなあ、と思いました。
いずれにせよ、今まで書いた中でも「読む人によって受け取り方が違う」度合いが最も高いおはなしじゃないかなあと思います。主人公への印象もそれぞれだろうなーと。今のところ、いただいてる感想もバラバラな感じ。立場や考え方の差で、全然違うモノになってくれたら面白いなーと思っております。

ラフ自体を書いたのは結構前なんですが(ずっと前から書きたいネタだったのです)、『ナイン~』発売にあたってKDPで色々試したいという思いがあり、じゃあアレを電書オンリー本として出しておこう!という感じでガッツリ手直しました。発表できる場ができて良かったー。

タイトルはもちろん、小沢健二の名曲『天使たちのシーン』から拝借しました。本当にサーセン。

長々と失礼いたしました!どうぞよろしくお願いいたします!