『Dear, Summer Friend』『フィッシュ・イン・ザ・シー』に登場する楽曲たち

こんにちは!
先日リリースしました二作品ですが、すぐに色んな方が反応をくださって涙がちょちょっております。ものすごくビクビクしながら出したというか「自分の文章=ダメなもの」みたいな感覚がずーっと拭えずにいたので、「あ、まだ読んでいただけるんや」「好きだと言ってくださる方がいるんや……」という感じで気力が蘇ってきたように感じますし、不思議なもので、完全にダメだと思っていた過去作も「あれ、コレ別に悪くないんじゃ……?」と思えるようになってきたり、心の在り方ひとつで見えるものってこんなに変わるんかー!とエヴァンゲリオンの最終回みたいな感慨を得ております。読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました!
と、いうことで本日は例によって『Dear, Summer Friend』『フィッシュ・イン・ザ・シー』に登場する音楽の紹介をするエントリをお届けしたいと思いますー。

 

★Dear, Summer Friend

Dear, Summer Friend

Dear, Summer Friend

 

現在Spotifyにて、永吉くんが好きな楽曲たちを "eikichi_suekichi" という名前で公開しております。作中に登場する洋楽曲はこちらでだいたい網羅していますし(故に憲伸の好きな曲もちょっとだけ混じってますが基本は永吉です)、単純に晴れた日のドライブなんかにも合うと思いますのでぜひぜひ。「お前、歌詞の意味わかってるんちゃうん!」的なやつから「あ、全然わかってないな……」的なものまで揃っております。

上のプレイリストがあれば紹介なんて要らねーじゃん!な感じもあるのですが、以下にYouTube動画も貼ってゆきますね。一部動画が見つからない曲もあったので、あるものだけ……。


永吉くんがマック・デマルコ大好きボーイなのは単に作者がドッパまっているからなのですが、「デマルコちゃん好きな男子高校生!」をイメージしていたら永吉のキャラクター像が固まってきた、という側面もあったりします。"My Old Man" は作中でもちょっとした意味(?)を持ちますが、そんなことよりこのライブ動画死ぬほどかわいくないですか!? ちなみに、永吉くんが着ているレタスのテーシャツはコレ↓です。イラスト(嬉しい!!!!!!!!!)もいただいたのでまた改めてご紹介をしなければ……!

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憲伸がどん引きするやつです。僕は若かりし日のパーティーで、自己紹介タイムの際にこの曲を「これが俺です!」などと言いながらかけたことがあります(過剰)。今も変わらないんですが、俺は十代の頃からそういう奴でした。しかしこの曲調にこの歌詞、マジで奇跡だと思うんすよ……。


オリジナル版は見つからなかったので、「あ、あの曲ね」とわかっていただければという意味でどなたかのカバーを。これ、野外パーティーでは毎回かけてました。俺のキャラクターはどういうわけかみんな『魔女の宅急便』が好きですが、今回は最低の使い方をしました!まじで怒られそう。


この曲もいちおう作中で軽めに意味を持たせました(?)。久石譲からビーチボーイズに繋ぐとか、永吉はちょっと頭おかしいですよね。歌詞にはカリフォルニアも登場しています。


運動部員を踊らせるのは僕の性癖なのかもしれませんが、できるだけダサいゲイ・ポップがいいなあと考えていたところこの曲が浮かびました。「え、何でそこ選んだ?」的な。しかしハカの要素を取り入れたゲイっぽい振り付けってどんな感じですかねー。とりあえず永吉はセンターでノリノリだったはずですが!


永吉の部屋で流れていた1曲です。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラを聴きながらダラダラしてるDKどもって最高だなーと。永吉はたぶんスターロードの物真似をしつつ踊ってたんだと思います。そうであって欲しいです。


憲伸のプレイリストより。作中で流れてたのは "carnival mix" の方なんですけど、オリジナルの方しか見つからなかった……!「魔法をかけたよ / さっききみに」なんてそんな都合のいい話があるかよって話なんですが、俺の小説だとあるんですよね。必ずと言っていいほどあります。ない方が不自然。


同じく憲伸のプレイリストより。「僕らが生まれる前に流行ったとても古い曲」と書いたとき、「ウッ」となりました。90年代感がすごいし気恥ずかしいですけどいい曲ですよねー。彼女たちはラーズの"There She Goes"もカバーしてます。


ビーチのラジオで流れている曲。単純に「めっちゃ流れてそう!」てことで選びました。個人的にはデビュー直後の作品群が結構好きだったりします。

YouTubeにはなかったんですけど、作品のタイトルにもなっているのでSpotifyから引っ張りました。僕は初めてコレを聴いたときにもうタイトルでやられちゃってサビで更にやられちゃって……。"サマーヌード" はのちに山Pがアレなカバーをしましたが、こっちはアイドルネッサンスがやってましたね。


"フレンド繋がり" で登場する曲です。たぶん憲伸もちょっと頭おかしいんですよね(いい意味で)。


憲伸と永吉が共通して好きなアレックスくん。なお、憲伸も永吉ももともと音楽好きという設定ですが、おそらくは秀杜くんの助言のおかげで楽しい音楽ライフを送れている感じなのだと思います。秀杜くんの従兄弟(『晴れでも雨でも』に登場します)は映画オタですが、秀杜くんは音楽オタ寄りです。僕はアレックスくんの十代のファンたちの盛り上がりを眺めるのが好き、という歪んだファンです。


ティファニーで朝食を』の劇中でオードリー・ヘプバーンが歌っているあまりにも有名な曲、をキッド・コアラがいわゆる「二枚使い」で幻想的なムードに仕立てたものです。作中ではあまりにもしれっと流されてますけど、"We're after that same rainbow's end" ってアレだなー、"My Huckleberry friend" て表現はすごくいいなー、憲伸ってアホだなー、などと色々思ったり。もちろんこの"Huckleberry"っていうのはトム・ソーヤーに対するハックルベリー・フィンです。


Spotifyか何かで適当に選んだ【Fireworks】というプレイリストに入っていた一曲。僕はこのアルバムが大好きでライブも何回か行きました。いつだったか登戸の川縁でBBQ中のニーチャンらがこの曲を流して踊ってるのを見て「おめーらさいこうだな」と思ったのを覚えてます。真っ昼間だったけど……。


ケイティ・ペリーといえば僕は俄然 "Teenage Dream" が好きなんですが、ドリームワークスの『マダガスカル3』の劇中で使われてる感じがもう最高of最高という感じだったので、それ以降これもかなり熱いです。ともあれ単純に花火やってるときにコレが流れてたら楽しそうですよね。

 

★フィッシュ・イン・ザ・シー

フィッシュ・イン・ザ・シー

フィッシュ・イン・ザ・シー

 

そして『フィッシュ・イン・ザ・シー』のプレイリストもいちおう作ってみました。こちらについては音楽はさほど重要でない作品なのでサラーッといきますが、

①【ビッグフィッシュ】のBGM ② イギリスのラッパーのヒット曲 ③ ビヨンセを聴かない史丸くんが聴くソランジュ ④マコトくんのDJ ⑤【ビッグフィッシュ】のBGM2 ⑥⑦⑧ お散歩中のアレ⑨ 鯨井の部屋のレコード

と並べてます。カジノ・バーサス・ジャパンが出てくる小説ってたぶん世界に数本しかないと思うんですけど(いや、わかんないけど)"Aquarium" が好きなので出しました。曲名は作中で出してないのばっかりですが、こんなイメージでしたーということで。BoCは別の曲が良かったんですが、Spotifyにはなかった……。

以下、2曲だけコメントを。

GREAT3って少年時代には「演奏はかっこいいけど気持ち悪いなー」て感じの存在だったんですが、この何年かで良さがめっちゃわかるようになりました。このアルバムもこのアルバムも最高じゃないか……!と。歌詞がいいんですよ。でもたぶん、それはせいぜい20代前半〜半ばぐらいで知ってなきゃいけない感覚だったんだろなーと思います。20代前半の人には是非『Richmondo High』〜『ROMANCE』のあたりを聴いてみて欲しいです。


作中ではモンクのバージョンを登場させましたが(未発表作『Run,Jump and Throw.』のキャラクターがモンク大好き人間で、その流れで出てきちゃった感じなのです)、もともとはちゃんと歌詞があります。"youth will pass away" から "as life goes on without me" へ続くパートは鯨井的には色々と思うところがあったんじゃないでしょうか(他人事)!

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ということで、そんな感じでございました。
小説単体でも楽しめるかと思うのですが、興味のある方はぜひぜひ併せてどうぞ!
次回は、頂戴したイラスト(ありがとうございます!)をご紹介するエントリ(ヤッター!)を立てたいなーと思っております。

それでは!!

新刊『Dear, Summer Friend』『フィッシュ・イン・ザ・シー』リリースのお知らせ

お久しぶりです、晋太郎です!

中編と長編のリリースをしますよお!と宣言をしてからずーーーっと何もできずで本当に申し訳ありませんでした。やー、人生っていろいろありますよね(のひとことで心底片づけたい)。ということで、久々の新作リリースのお知らせです!

Dear, Summer Friend

Dear, Summer Friend

 

【高三の夏だろ 俺らの三年 振り返っちゃおうぜ】
夏休みのある日、唐突に送られてきたメールが《僕》を海へと誘う。
全力で愛をぶつけてくるゲイの親友との、追想的小旅行──であるはずが、話は予期せぬ方向にズレてゆき……。

“──奴が向けてくるのはカメラのレンズであり、まっすぐな好意であり、あけっぴろげな愛だ。永吉はオープンリー・ゲイで、そして、困ったことに、僕の親友だ。”

左ウイングの憲伸、右ウイングの永吉。
ちょっぴり捻くれた《ストレートの僕》と、どこかすっとぼけた《ゲイの親友》。
ふたりを繋ぐ奇妙な友情、そこにもたらされる変化とその顛末は────?
夏!海!恋!友情!音楽!をマジカルに詰め込んだ、約61000字の書き下ろし青春中編。

フィッシュ・イン・ザ・シー

フィッシュ・イン・ザ・シー

 

映画の宣伝マンとして気ままに暮らしていたオープンリーゲイの三十男・鯨井兆は
靴職人を目指す青年・野崎史丸と出会い、いつしかのめり込んでしまう。
「もし、俺らが魚だったとしたら。俺は水槽の中の魚で、鯨井さんは海の魚っすね──」
初めて味わう類の痛み。そこに後悔と悪感情が入り混じり始める中、最低としか思えぬ出来事が訪れて……。

“もし俺が水槽でなく海洋に属しているのだとして、俺は決して何かを目指して泳ぎ進んでいるわけではない。実際のところ、それはほとんど漂流でしかない──。”

大人になり切れない大人が抱える、みっともないぐらいの執心と孤独。
《嫉妬》を軸に描いた、約42000字の書き下ろし短編。

*表紙の体裁が同じなので誤解をされそうですが、作品のテイストとしてはまったく違うノリになっていますのでご注意くださいませ。前者は《十代のキラキラ》を、後者は《三十代のウジウジ》を描いた作品です。(もう一本、《二十代のモヤモヤ》もやったのですが、それはまたいずれ……!)

①『Dear, Summer Friend』はひとことで言うなれば、セルフパロディというかセルフトリビュートのような一本かなーと思っています。自分が好きなものを好きに書こう!という気持ちだけで書いたため、必然的にそういう感じになってしまった部分もありますし、途中からは意図的に過去の路線に寄せていったところもあります「いつもの感じね」でお気軽に読んでいただける作品かと思いますし、ふたりのわちゃわちゃ感を楽しんでいただけましたら幸いです。YAかつBL寄りです!

②『フィッシュ・イン・ザ・シー』は近年の僕が書き始めていた三十代ばなしの系譜の延長線上にあって、僕的には未発表作の『Run, Jump and Throw.』というおっさんどもの中編を間に挟んでいたためあまり飛躍は感じないのですけども、人によってはその内容にビックリされるみたいで。悪感情を描こう!というテーマで書き始めた作品なので余計にそうなるのかもしれません。甘いお話ではありませんが、よろしくお願いいたします。こちらはゲイ小説寄りです。

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さて、作品のあとがきにもちょろっと書いたのですが、僕はいわゆるライターズ・ブロック的なものに苛まれていたのにくわえ、「作品を発表するのがめっちゃ怖い」モードに陥ってしまっていたため、今回の作品は「ダーッと書いて熱がさめないうちにそのまま発表する!そんで未発表作をリリースするためのはずみをつけるなり、次作に取り組むエネルギーに変えるなりする!創作&発表の感覚・リズムを取り戻す!」ということを目的に執筆しました。

抱えているうちに発表できなくなってしまう……という流れを2回やらかしたので、同じ轍は踏みたくねえ!という一心で、ほとんど勢いだけでリリースします。故に荒い部分も残っているとは思うのですが、ともに楽しみながら書けましたし、決して悪くはない作品であるとも感じています。リバビリ作ではありますが、もしよろしければご一読くださいー!

ご感想、激励、イラストなどなどのリアクションもお待ちしております!切実に!

俺、まだまだ頑張りたいと思っています!よろしくお願いします!

『Dear, Summer Friend』はこの楽曲からタイトルを拝借しました。"サマーヌード" という希代の名曲の前ではどーしても霞んじゃうところがありますけど、めーっちゃ名曲です。本編でも登場するので聴いてみてください!

ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン (STAMP BOOKS)

ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン (STAMP BOOKS)

 

そして今回、「あー、やっぱ何か書きてえ!」と僕の手を久々に動かしたのは、この最強にチャーミングなYA小説だったのだと思います。「俺も俺なりのタイニーくんを生み出してえ……!」などと考えていたら、永吉くんがひょっこり現れました。この本は全力でお薦めしたいので、興味のある方はぜひぜひ。

サイモンvs人類平等化計画 (STAMP BOOKS)

サイモンvs人類平等化計画 (STAMP BOOKS)

 

こっちも愛おしい作品ですので、ついでにご紹介!『ラブ、サイモン(Love, Simon)』というタイトルで映画化もされましたね。やー、しかしSTAMP BOOKSはほんとに素晴らしいですわ……。

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最後に、今回下読みを3名にお願いし、それぞれが「コレは出しちゃいましょう!」と背中を叩いてくださったことがたいへん大きかったです。どうもありがとうございました!なお、校正はひとりでやったので、潰し切れていなかったら申し訳ありません&ご報告をいただけますと幸いです……!

次回は作中に登場する音楽を紹介するエントリを立てたいと思っております。それではー!

晋太郎作品に寄せられたイラストたち その28 + α

お久しぶりです、晋太郎です!放置しまくっておりました!

前回の更新以来、執筆活動を半年以上も止めてしまいまして、何というか私生活で色々あったんですけども、今年の3月よりポツポツと活動を再開しました。んでその後もありえないスピード感で色々あったんですけども(Mary J. Blige風に言うと"No More Drama !!!")、とりあえず活動自体は細々と続けております。

ということで、ほとんど1年振り近いエントリですが、頂戴したイラストをご紹介させてください。ほぼ活動していなかったにもかかわらず、本当にありがとうございます!ザ・涙!

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最高の最高の最高に嬉しかった、イモガシさんにいただいたマサゲン!何というか言いたいことはいっぱいあるんですけど、ひとことで言うと「イモガシさん大好きです!」みたいな感じです。本当に元気をいただきました。

このマサゲンっぷりが最高なのはもちろん、源太の表情がたまりません。あと個人的には腹の薄さとケツペタ感(小尻感)が好みですフフフ。

村田ポコさんが誕生日に描いて下さった涼平くん!個人的に僕がナインの中で最も付き合いたい(結婚したい)涼平くんです!いやもうどう考えても家庭向きの男というか、涼平くんです!こんなに嬉しい誕生日プレゼントってないですよね、イラストを描ける方って本当にすごい。昨年ポロさんにいただいた動画も超嬉しかったです。

黒森さんによる日昭ナイン全員イラストです!これまた最高にやばい!どれも各キャラのらしさ×黒森さんの個性で素敵な絵に仕上がっていてしあわせです。それぞれ背景色が違うのでさながら戦隊モノ……キュウレンジャー!(*観たことない)

個人的にはやっぱり涼平にズッキュンだったんですが、楽しみにしていたのが琢磨(やっぱり黒森さんのヤンキー絵は良い……)と壱成(黒森さんの画風といちばん遠いかな?と思っていたら、見事に黒森さんな感じに!)でした。

♥︎の数を見ると、みんなのアイドル源太の人気が高いのはやっぱなーという感じですが、琢磨と壱成も人気が高い……っていうか壱成がダントツですね!?筋肉パワーっすか!?

このシリーズはコンスタントにイラストを挙げていただいて、ものすごーく励みになりました。感謝してもし切れないぐらいエネルギーをいただきました。本当にありがとうございます!

篤史くん(後輩)も!ありがとうございます!

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黒森さんによる『ライク・ア・デイドリーム』イラスト。俺は兼ちゃんが好きなんですが(もっと言えばそらー成道をダントツで愛してますけど!)、このイラストは春一の春一らしさがよく出ていてたまらなくいいです。Flashに読み込んで桜散らせようかなと一瞬思っちゃいました。

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黒森さん&ポロさんによるマサゲンデート(?)イラスト!先攻ポロさんで、後攻黒森さんでした。バーガンディーのパーカー(きっとチャンピオン)は源太っぽいし、カーハートのビーニーも宗匡っぽいですよねドゥフフ

こちらはポロさんにいただいたもの。 「元気が出るやつです」めっちゃ元気出ます!ポロさんの源太は何というかもういちばん源太ですよねえ。まーじかーわいい!

『ライク〜』のイメージ動画も嬉しかったです。僕の書くお話には音楽がガンガン登場しますが、皆さんが「この話とあの曲って合うなあ」みたいなものをそれぞれ見つけて下さったら最高に嬉しいなーと。ceroは東京ウェッサイの人たちなのでそういう意味でも「あっ」みたいな感じがあったり。国立の大学通りは作中でもちょろちょろ登場させてる気がします。

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黒森さんの変装ケンケン(7月の新宿駅ですね!)に、雪の中のシロくん(タイトロープ・ダンシングより)。ゆたさんは個人的にズーンとなる出来事があったときにメッセージとともにイラストを下さって、僕は宗匡になった気分というか、ポン!と肩を叩いていただいたような感覚になりました。その節は本当にありがとうございました!

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ナイン・ストーリーズ』はリリースから4年が経過する(マジか!)のですが、未だにこうしてイラストをいただけることは何かの間違いではないか……という気持ちにもなります。ナインは、マサゲンは僕にとってめちゃめちゃ大事な作品(存在)であると同時に越えねばならないハードルともなっていますが、今後とも途切れ途切れに活動を続けていつかやったるで!と思っております。

なお次は、3月後半から短期集中でドワーッと書き上げた中編『Run, Jump and Throw.』という三人のおっさんどもの話をリリースしたいと考えています。そしてその次は、昨年初稿を書き上げていたもののそのままほっぽり出してしまった『門前三兄弟』という長編のリリースを予定しています。正直はよ新しいお話を書きたいですが、そのためにもまずはこの二本をリリースできるようにしたいなーと!がんばりまーす!

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タイトロープ・ダンシング

タイトロープ・ダンシング

 
天使たちのシーン

天使たちのシーン

 

リリースまでは過去作をぜひぜひ……!!

晋太郎作品に寄せられたイラストたち その27 + α

こんばんは、ご無沙汰しております!夏も終わりですね!アー!!

今年の夏は何もしないぞー!海、山、川、映画で過ごすぞー!南国バカンスにも行っちゃうぞー!てことで完全にお休み中だったんですが、先日しれっとお遊び短編をリリースいたしました。

ナチュラル・ボーン・ライバルズ

ナチュラル・ボーン・ライバルズ

 

今までの作品の中でもいっちばんのお遊び話で、短編集第4弾に入れようと思ってたんですけども、せっかく夏の話だし……と単品リリースしてしまいました。無料配布をメインとしましたが、有料で買って下さった方は本当にありがとうございました!なお、コレは期間限定本という扱いで、そのうち取り下げちゃうかもしれません。短編集第4弾にはおそらく収録されると思います。大和くんのお姉ちゃんが他のお話に出てきます。

以下、「こんなお遊び本なのに……!!」という感じでキョーシュクなのですが、ばんじゃくさんが描いてくださったイラストたちです!ウヒョー!!最強に嬉しい!!!

うおー、色つきヤマショー!と思ったら大和がいい表情にー!!ってか動いてるーーー!!!とテンアゲでやばかった3連コンボでした。こんなのいただいちゃっていいんだろうか……となりました。本当にありがとうございます!

そう言っていただけると本当に嬉しく、本当にしあわせです……!やー、もうこの大和のドヤッてる感じがたまりません。将平の発言はまあ、十代の頃の自分そのまんまでした。しかしタオルをガッと掴んでバッ!したいですね。したいです。

なお、ばんじゃくさんは現在『うなばらバタフライ』という漫画をWeb上で連載中です。ばんじゃくさんの漫画はユーモアの使い方がとても好きなんですが、個人的には「こういうのが読みたかったんです!」というテイストの作品になっていて、今後もめちゃめちゃ楽しみですー!

こちらはスピードスターのイラスト。上2枚が黒森カンチさんで、下がポロさんです!もー、 「男は愛嬌!」のフウタのかわいさに完全にノックアウトされました。もう、かなーり!お気に入りの1枚です。

自転車のシーンはいちばん書きたかったところで、トシアツの部屋でのゴロゴロもまたかなり書きたかったポイントでした。ちなみにチャリで新潟っていうのは実際に中坊の僕がやったことで、佐渡島の夜もほぼ実体験だったりします。トシアツのキャラはたぶん、高校の同級生が初対面時に「なあ、住所教えて!チャリで行くから!」と言ってきたとこに起点があるような。

こちらはポロさんによるタイニーイラスト。この2枚はもうむちゃくちゃお気に入りで、特に上の1枚はもう「ああああああー!」となりました。ポロさんの描く成道はほとんど俺の頭にある成道まんまの空気を発しております。かわいい……。ヨーさんもいい表情!

ポロさんによるナイン7連発!「いつもと同じようなマサゲン」の最高さよ……って感じですが、くつろいで距離感の近いマサゲンも最高で、こういうマサゲンをポロさん以上に描けちゃう人なんていないよなーとしみじみ思います。篤史くん、チンコちっちゃくて萌えました。あかりちゃんもキュートで最高!

こちらはライク・ア・デイドリームからの2枚です。春一くんはキセルが好きという設定で、"ギンヤンマ"とか本当に春一に合うなーと思うんですよね。こうして手を繋いでいる二人が見られてとても嬉しいです。

全然関係ないですけど、フランク・オーシャンなら兼星くんが"Thinkin' Bout You"で、春一は"Bad Religion"だなーと思いました。ここ数日。

『立ち止まる猫』より3枚。1枚目のイラストが素敵なのはもちろんなんですが、個人的には2枚目の寝姿にキュンときました。ツカサの表情……!

この『猫』はストーリー展開も何も考えず、思いつきだけで書き進めた一本で、二人ともビジュアルのイメージは頭にあったものの、他の作品と比べるとおぼろだったりもして、イラストで見られるのがとても楽しいです。

俺の天使です!やっぱり天使!

柴犬&柴源♡

これは僕のキャラではなくポロさんのオリジナルキャラですが、このキャラをもとにした短編『プライマル・プライム』は書いたので、はよ短編集を作らないとですねー。『ナチュラル〜』と同じように単品リリースしちゃっても良いのですが、いかんせんお遊び短編はサラッとしているので……。あー、体が3つあればー!もしくは仕事を辞めてしまえればー!!

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ということで、今回もありがとうございました!

僕は夏が終わったら(暑い日がなくなったら?)、次回作『門前三兄弟』の推敲に入ろうと思っております。ラフ原稿自体は挙がっているため、あとはチマチマ詰めるのを延々と繰り返すというフェーズです。推敲だけだと飽きてしまうので、他に作業を挟んだりしてまたちんたら進めると思うのですが、僕なりに頑張ろうと思ってまっす!

それではー!

晋太郎作品に寄せられたイラストたち その26 + α

ということで、今夜はいきなり英さんのモンちゃんからスタートしてみました。やー、くそあちーですし夏ですしちょうどいいかなあと!最高のモンをありがとうございます!以前いただいたウクレレのモンちゃんに続き、スマホのホーム画面に居座ってもらってますー。

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さて、相変わらずちっとも動いていないのですが、「このままぜんっぜん発表しない日々が続くのはイヤだなあ……」という思いから、一晩でダーッ!とお遊び短編を書きました。

とありますように、『タイニー・リトル・ミラクルズ』の後日談です。漫画の方でいうとネームの段階を公開してるような、そういう感じではありますが、やってしまいました。『Do You Remember the First Time?』のとき同様、1ヶ月で削除しますので、気になる方だけどうぞ!

そして以下、その『地図とランドマーク』に寄せていただいたイラストをご紹介します。

ばんじゃくさんによる成道とヨーさん!上のイラストは、作中で書いたあれこれを細かく拾っていただたうえ、お話の主題に完璧にマッチングした構図になっていて、うわあああ!と瞬時に悶えました。あと何と言っても成道が超かわいい。

下のイラストはただただ笑いました。ばんじゃくさんの漫画はコメディ調のパートが特に好きなので、そういった意味でも嬉しい1枚っす。んで、これにしても成道がかわいいという!

ポロさんも描いてくださいました!このシルエットというかたたずまいというか、成道感があってこれまたかわいい。この成道の姿を捉えているのはもちろんヨーさんだと思うんですけど、ヨーさんの表情が頭に浮かんでくるような、そういうイラストです。

こちらは黒森カンチさんによるヨー成です。黒森さんの描くヨーさんは新鮮!ヨーさんは描く人によって全然違う雰囲気なのが作者としては面白いです。公式絵のない小説が面白いのはこういうとこにあるのかなーとも。

そして、ひまさんによるマサゲン漫画です!!

やーもう何て言うかテンション上がりまくりでした。ふたりのキャラクターもよくわかって下さってて感激。ひまさんのマサゲンはセクシーさが強めで素敵です。本当にありがとうございますー!!源太がエロいのもいいんですけど、宗匡が相当かわいいですよね!

呼吸するかのごとくいっぱい描いてくださってるポロさん。上から宗匡、孝介、源太かな?もちろん(?)俺は柴犬源太がお気に入りです。死後裁きにあう。いつもありがとうございますー!!

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今回、ラクガキ小説にイラストをいただいて、やっぱ頑張らんとなーと思いました。

三兄弟はラフ原稿の長さに、ファイルを開く気にどうしてもなれないモードが続いてるので、短編案があとひとつ降りてきたら、まずは99円短編集第四弾を作りたいなーと。

その間、ちまちまと三兄弟も進められたらいいんだけどなーとも思いつつ、でも今は無理せずいようと考えております。夏だし、Netflix便利だし、高校野球始まるし、ひとりぼっち惑星も始めちゃったし。

それでは……!

タイニー・リトル・ミラクルズ

タイニー・リトル・ミラクルズ

 
ライク・ア・デイドリーム

ライク・ア・デイドリーム